火災保険は自分で決められる!気づかずに年間1万円以上損してた話

1. 気づかぬうちに「年間1万円」を手放している話
毎年ふとしたタイミングでやってくる、火災保険の更新案内。
賃貸に住んでいると、不動産屋さんから「じゃあ、こちらに記入お願いしますね〜」と申込書を渡されて、そのまま何の疑問もなく記入していませんか?
実は私も、完全にそのタイプでした…
賃貸契約時に渡された保険の申込書に、何の迷いもなく署名していた過去の私。
でも最近、ふと「これって本当にこのままでいいのかな?」と気になって調べてみたら…
実は火災保険って、自分で選べるんです。
「不動産屋が決めた保険に入らないとダメ」なんて決まりはありません。
しかも、私は何年もそのまま年間16,000円の火災保険に入っていましたが、
見直したことで年間4,560円の保険に変更することができました。
差額は、なんと11,440円。
年に1回の支払いなので見落としがちですが、「当たり前に払ってる」ものほど、見直す価値があるんです。
2. そもそも火災保険って何?なぜ不動産屋から勧められる?
火災保険は、賃貸契約を結ぶ際に「必ず入ってくださいね」と言われるもののひとつ。
火事による損害だけでなく、水漏れや自然災害、盗難といったトラブルの補償がついている保険です。
入居者だけでなく、大家さんへの損害賠償などをカバーする特約が付いていることも多いです。
だから、不動産屋さんから「この保険に入ってくださいね〜」と自然に紹介されるんですよね。
でも実は、「不動産屋が指定した保険に入らなきゃダメ」っていう決まりはありません。
不動産屋の紹介=義務 ではなく、あくまで「提案」。
自分で選んで、自分に合った火災保険に入ってOKなんです。
3. 言われるがまま→見直して年間1万円以上の節約
私が初めて今の家を借りたとき、不動産屋さんから渡された火災保険の申込書。
特に何も考えず、「そういうものなんだろうな」と思って、そのまま申し込みました。
年間16,000円の火災保険。金額だけ見れば「まあそんなもんか」と思っていたんです。
でも、ふとしたタイミングで「これ、自分で選べるって本当なの?」と調べてみたところ、「火災保険は、自分で選んでいい」という事実にたどり着きました。
そこからいろいろ比較してみたんです。
補償内容を確認し、口コミを読み、契約している保険会社の見積もりも取り直してみて…。
その結果、最終的に契約したのが、年間4,560円の火災保険。
必要な補償はちゃんとカバーしつつ、余分な特約や高すぎる保証額を削ったことで、年間で11,440円もの節約ができました。
「私も言われるがまま」に契約していたので、更新のタイミングで切り替えました。
もし、これから賃貸契約を結ぶなら、火災保険の申込書を渡された時点でこう伝えてください。
「自分で加入するので、火災保険の申込書は不要です」
私のように、最初から損をしないようにしましょう。
4. 節約できた1万円で何ができる?経理目線の“固定費見直し”の威力
火災保険を見直したことで、私は年間11,000円の節約ができました。
「1万円ちょっと」と思うかもしれませんが、フリーランスにとってこの差は大きい。
たとえばこの1万円で──
- 毎月1冊、本を買って自己投資に回す
- 借金の返済にあてる(1万円減るだけで精神的にもかなり違います)
- 貯金や投資に回して、将来の安心に備える
たった1つの見直しでも、こうして現実を動かす「お金の余白」が生まれるんです。
私は経理の仕事をしているので、数字の積み重ねには敏感です。
日々の支出は「ちょっとずつ」でも、積もれば何万円単位の差になることを知っています。
しかも火災保険のように、“年1回”の支払いって盲点になりがちなんですよね。月額だと見えてくるけど、「年払い」は感覚が鈍くなりやすい。
だからこそ、こういうところから見直すのが一番コスパが良い。
お金がないなら、まずは「減らすこと」から。
その第一歩が、今回の火災保険のような固定費見直しなんです。
5. どうやって火災保険を見直すの?具体的な流れ
STEP 1:まずは「保険の比較」をしてみる
自分が住んでいるエリア・建物の構造・間取りなどを元に、保険料のシミュレーションができます。
保険比較サイトを使えば、複数社の見積もりを一気に見られて便利です。
★ポイント
- 保険料の安さだけでなく、補償内容もちゃんとチェック!
- 「火災+水漏れ+賠償責任」くらいが最低限あると安心
- 家財の補償金額が今の暮らしに合っているかも見直しポイント
たとえば1人暮らしなのに「家財300万円補償」って、本当に必要?
STEP 2:契約中の保険を確認し、更新時期をチェック
すでに契約している火災保険がある場合は、いつが更新タイミングなのかを確認しましょう。
更新月の前に手続きをすれば、切り替えがスムーズです。
STEP 3:不動産屋さん or 管理会社に伝える
新しい保険に切り替える場合は、「この保険に加入しました」と証明書を提出すればOK。
もし契約時に「火災保険の申込書」を渡された段階なら、
「自分で加入する予定なので、その書類は結構です」と伝えれば問題ありません。
大事なのは、「火災保険は入らなきゃダメだけど、どこに入るかは自由」だということ。
6. 選べるのに、選ばないのはもったいない
火災保険は、「契約時に不動産屋さんから言われたものに入るのが当たり前」だと思っていました。
でも実際は、ちゃんと自分で選べるし、見直すこともできる。
そして、その見直しだけで、年間1万円以上の固定費を削減できました。
これは、火災保険に限った話ではありません。
「なんとなく当たり前に払っているもの」にこそ、節約のヒントが眠っています。
言われるまま・流されるままにお金を使うのではなく、「本当に必要か?」と一度立ち止まって考える習慣が、これからのフリーランス生活、そして経営者としての感覚を育ててくれます。
固定費を見直すことは、単なる節約じゃなくて、経営判断の一つ。
目の前の1万円をどう使うかが、1年後・3年後の自分を変えるかもしれません。
「火災保険って、自分で選んでいいって知ってた?」
この問いに、胸を張って「うん、知ってるし、選んだよ」と答えられる人が、無駄なく、賢く、生きていけるのだと思います。