料理苦手でもできた!自炊を“仕組み化”して食費8万円→3万円にした話

1. はじめに:「料理が苦手」で「時間もお金もない」からこそ
私は今、税理士を目指して勉強しているフリーランスの経理です。
税理士試験の勉強時間を確保するために、あえて仕事はセーブ中。
その分、収入は最低限で、生活もかなりギリギリな毎日を送っています。
そんな暮らしの中で、ある日ふと思ったんです。
「…食費がなんか高い?」
家計簿を見返してみたら、コンビニや外食のレシートばかり。
平日は忙しくて自炊する余裕もなく、夜はつい手軽なものを買ってしまう。
その結果、なんと月の食費が8万円超え…!
しかも、よくよく考えたら最近ちょっと太ったかも。笑
節約もダイエットもしたいと思ってるのに、逆方向に進んでる気がする…。
「でも、料理するの面倒だしなぁ…」「今日何食べようか考えるのも面倒くさいし…」
そんな言い訳ばかりが頭の中をぐるぐるしていたんですが、
このままだとお金も体調もジリ貧になってしまうと思い直しました。
だから私は、ちゃんと“仕組み”を作って自炊することに決めたんです。
それは料理スキルでも根性でもなく、
「苦手でも続けられる、自炊の仕組み化」でした。
2. 自炊を始める前の食生活と問題点
自炊を始める前の私は、とにかく料理が苦手でした。
いや、できなくはないけど、センスが絶望的に無いwww
包丁の使い方が怪しくて切るの遅いし、火加減とか調味料の分量とか、全然ピンとこない。
小さじ1杯の「小さじ」ってどれくらい?レベル。
そもそも、帰ってきてからキッチンに立つ気力が湧かないんですよね、夏とか暑いし。
だから基本的には、毎日コンビニか外食。
朝はコンビニおにぎり+カフェラテ、お昼はコンビニかキッチンカーのお弁当、夜はラーメンとか。
正直、楽だしおいしいし、栄養バランス以外はそこまで不満もなかったんです。
ただ、生活費を見直したときに手元にお金が全然残って無いし、むしろマイナスで、
改めて1ヶ月分の食費を計算してみたら、まさかの8万円超え。
しかも、そういう食生活を続けていたら、体重が悲惨なことに…。
日々のストレスを食で紛らわせてた部分もあるし、
「外食=ちょっとしたご褒美」みたいな感覚が抜けなかったんですよね_:(´ཀ`」 ∠):
さらに厄介だったのが、毎日の“献立迷子”状態。
「何食べようかな?」「今日こそ自炊しようかな…でも何作ろう…?」
この“考える時間”すらめんどくさくて、結局またコンビニへ。
料理が苦手な人にとっては、
「作る」よりもまず「考える」のハードルが高いんだって、改めて実感しました。
3. ルール化で「料理苦手」でも自炊が続いた理由
自炊を始めるにあたって、まず決めたのは
「頑張らない」「迷わない」「毎回考えない」でした。
私みたいに料理センスが絶望的な人でも、
“ルール”に沿って動けば意外と続くってわかったんです。
▼具体的にやっているのは、以下の5つのルールです▼
① 土日にまとめて作り置き
平日にキッチンに立つのはムリなので、土日のうち1日で1週間分の朝・昼・夜を作っておきます。
夏場は腐りやすいので、最初の3日分は冷蔵、後半分は冷凍にしておきます。
食べるときはレンジで温めるだけ。これだけで毎日のハードルが一気に下がりました!
② 買い出しも週末に一気に済ませる
平日はスーパーに寄る気力も残ってないので、買い出しも1回で完結。
足りない食材が出ないように、事前に③からの順序で献立を決めておくのがポイントです。
③ レシピ本を1冊だけ買う
自炊が続かない理由のひとつとして、「何を食べたいか?」を決めるのが億劫で面倒だからじゃないでしょうか…
特に食べたいものが無くても、飲食店に入ればメニューの中から選ぶし
コンビニに入れば置いてある商品から選ぶと思います。
なので、レシピ本というメニューを1冊買って、その中から選べるようにしておくのがポイントです!
食べるものの選択肢を自分に与えておくことが、自炊が続けられる秘訣だと私は思っています。
④ レシピ本からメニューを決めて、買うものをメモ
レシピ本からメニューを決めたら、スマホでレシピの写真を撮って買い物へ!
スマホで写真を撮っておけば、メモする手間も省けます。
買うものが決まっているので、無駄なものを買うリスクも低減できます。
ちなみに、買い物に行く時間は、お昼ご飯を済ませたすぐ後に行くのが良いです◎
ご飯を食べる前の空腹時に買い物に行くと、お菓子などを買ってしまいがちですし、
お昼ご飯後は眠くなりやすいので、昼寝して時間を無駄にしてしまう可能性も回避できます。
⑤ 朝ごはんは“混ぜご飯おにぎり”で固定
毎朝考えるのも面倒なので、朝ごはんは固定に。
私のおすすめは、ご飯にえだまめ、塩こん部長、シーチキンや鶏肉などを混ぜると、
炭水化物+タンパク質+食物繊維+ミネラルと栄養バランスも取れます!
おにぎりは移動中に片手で食べられて、時間もムダがないです。
この5つのルールを決めたことで、
料理が苦手な私でも「やることが決まってる安心感」で自炊を続けられています。
4. 自炊の成果:数字と変化で見る“投資効果”
食費:月8万円 → 月3万円前後に!
外食やコンビニでかかっていた費用が、
作り置き+まとめ買い+無駄買いゼロによって、
ぐんと抑えられるようになりました。
「食費が高い=外食が高い」だけじゃなく、
「ちょこちょこ買い」「ついで買い」が積み重なってたんですよね…。
ローソンのからあげクンとかファミリーマートのファミチキとか、
冬は肉まんなどのホットスナックが、地味に食費を圧迫していました…。
体重:60kg → 58kgに!(しかも運動ゼロ)
驚いたのは、意識してなかったダイエット効果!!
自炊を始めたことで、あのコンビニの無駄な揚げ物や、ラーメンの爆弾的糖質&脂質の量が自然に減って、
特に頑張らなくても体重がスッと落ちました。
「今日何食べよう?」のストレスがゼロに
実はこれが一番大きいかもしれません。
自炊を仕組み化したおかげで、「考える」負担がなくなったんです。
レシピ通りに作れば、自分でも美味しいものが作れて食べられますしね♪
5. “1冊のレシピ本”がもたらしたもの
SNSでレシピ探しをすると、情報が多すぎて結局なにも作れない…
そんな状態を抜け出すきっかけになったのが、「1冊に絞る」というルール。
選ぶのも、迷うのもやめて、そこだけを見る。
それだけで調理への心理的ハードルが一気に下がったんです。
しかも、たった1,500円で購入したレシピ本のおかげで、
月5万円の食費削減という効果が出ました。
「これはもはや経営判断だ」と思ったくらい。笑
6. まとめ:節約=我慢じゃない。“整える”感覚で
自炊は、時間がある人のものじゃない。
むしろ、お金も時間もない駆け出しフリーランスこそ、自炊を“仕組み”で整えるべきなんだと今は思います。
食費が減ったことで、暮らしに余裕ができた。
「整ってる感覚」は、メンタルの安定にもつながっていきます。
だから私は、こう言いたいです。
自炊は、スキルじゃなくて「仕組み」です。
そして節約は、「我慢」じゃなくて「整える」こと。
自炊に苦手意識がある人も、まずは1冊のレシピ本からはじめてみてください。
ちょっとした選択が、きっと暮らしを変える第一歩になります。
7. 私が使っているレシピ本
運動無しで2kg痩せた実績は、もちろん外食過多な生活から自炊で栄養バランスが保たれるようになったことが大きいですが、
みきママの「やせレシピ」を使っているので、この相乗効果が一番高いんじゃないかと思っています。
みきママは、料理研究家の中でも超有名ですが、
栄養士を目指すために40代から大学に通うなど、
料理に対して真剣に取り組んでいる方なので、
レシピに対する信頼が非常に高いです。
私はこのレシピ本を使い始めてまだ4ヶ月くらいなので、まだ作ったことがないものもありますが、
今のところ、どのメニューもガチうまです!!
食べることが生きがいの私にとって神的な1冊です!
私の推しメニューは、フライパンで作る豆腐つくねです。