【確定申告】青色申告の手順
円簿青色申告に領収書も売上も全部入力できて、確定申告の時期がやってきたら、早速作業に取り掛かりましょう!
目次
円簿青色申告で青色申告書を出力する
合計残高試算表を出力
TOPページから「合計残高試算表」を押す。
月の範囲を1月〜12月全て選択し「PDF出力」ボタンを押す。
ダウンロードしたPDFの2ページ目の「合計残高試算表(損益計算書)」を使用するので、表示させたままにするか印刷しておく。
(可能であれば印刷しておいた方が、後々確認しやすい)
円簿青色申告で「青色申告決算書」を出力する
TOPページに戻り「年次決算」を押す。
「青色申告決算書」のボタンを押す。
年度が申告する年になっているか確認し「新規作成」ボタンを押す。
所得税青色申告決算書が表示されたら、所得税青色申告決算書の「差引金額」と、先ほどPDF出力した「合計残高試算表(損益計算書)」の「控除前所得」の金額が一致しているか確認する。
【金額が違っていたら?】
合計残高試算表(損益計算書)の科目が所得税青色申告決算書に無い場合が考えられます。
所得税青色申告決算書に科目が無い場合は「追加経費科目」に入力する。
金額が一致したら「確認」ボタンを押して、確認画面が表示されるので「登録」ボタンを押す。
青色申告決算書のトップ画面に戻るので「PDF出力」ボタンを押してPDFをダウンロードする。(4ページ全て印刷しておくと、後々楽)
確定申告書作成コーナーで申告書を作成する
確定申告書作成コーナーで青色申告書を入力する
国税庁が確定申告書を作成できるツールを公表しており、e-taxでの申告もこちらからできます。以下のリンクからアクセスします。
「作成開始」ボタンから進む。
e-taxで申告する場合は、左3つのどれかを選択。マイナンバーカードに「電子証明書」を入れている場合は、左2つを選ぶ。
今回は、一番左の2次元バーコードの手順を紹介。
「令和3年分の申告書等の作成」を押すと下にメニューが表示されるので、「決算書・収支内訳書」を押す。
マイナポータル連携画面が出てくる。このページは、医療保険などの保険料控除証明書やふるさと納税証明書などの証明書が、マイナポータルと連携できるというもの。
まだほとんどの人は郵送にて書面で受け取っていると思うので、今回は「連携しないで申告書を作成する」を選択し、下にある「次へ進む」ボタンを押す。
マイナポータルのアプリをインストールしていなければ、画面を下にスクロールし、QRコードを読み取ってインストールする。インストールしたら「利用規約に同意して次へ」を押す。
e-taxの登録情報の確認画面が出てくるので、画面の指示に従ってマイナポータルの操作をする。
e-taxの登録情報が表示されるので、変更がなければ画面を下にスクロールし「申告書等を作成する」ボタンを押して進む。
申告書作成画面に切り替わるので「次に進む」ボタンを押してそのまま進む。
提出方法の画面に切り替わったら「e-taxで送信する。」、「青色申告決算書を作成する。」を選択し「入力終了(次へ)」で進む。
青色申告決算書の種類選択画面に切り替わったら「青色申告決算書(一般用)」の「入力する」ボタンを押す。
決算書入力画面に切り替わるので、円簿青色申告で出力した「青色申告決算書」の数字をそのまま入力する。
【売上金額の入力】
売上金額の項目をクリックすると、月別の金額を入力できる画面が開く。
円簿青色申告から出力した青色申告決算書の2ページ目に月別売上があるので、それを入力する。(軽減税率は関係ないので、空欄でOK)
決算書の入力が終わって「入力終了(次へ)」ボタンを押したら画面が切り替わるので、また「入力終了(次へ)」を押して進む。
青色申告特別控除の入力画面に切り替わったら、青色申告特別控除を「65万円」、電子帳簿保存は「いいえ」、決算書等作成コーナーで貸借対照表は「作成する」を選択し「入力終了(次へ)」で進む。
貸借対照表の入力画面に変わったら、円簿青色申告から出力した青色申告決算書の4ページ目に貸借対照表があるので、そのままの数字を入力。入力が終わったら「入力終了(次へ)」で進む。
所得金額確認画面になったら「次へ」で進む。
住所・氏名等の入力画面に切り替わる。自分の情報を入力・修正をし、入力が終わったら「申告書等作成終了・次へ」で進む。
送信方法の選択画面が表示される。今回はこの作成コーナーから送信をするので、そのまま「次へ」を押して進む。
ここで作成した帳票は保存義務があるので、「帳票表示・印刷」のボタンで帳票をダウンロードし「印刷終了・次へ」で進む。(帳票はあとで印刷しておく)
以下の画面に切り替わる。
必須ではないが、「入力データを保存する」ボタンを押して作成データを保存しておいた方が良い。
「所得税の確定申告書を作成する」ボタンを押して、所得税の確定申告書の作成に進む。
所得税の確定申告書を作成する
ここから先は、青色申告書を基に自分の所得と保険料控除などの入力をして、1年の所得税の申告と納付の手続きを行います。
青色申告決算書から引継ぎ画面になったら「作成開始」で進む。
生年月日、質問事項は該当するものを選択して「次へ進む」を押す。
事業所得の「訂正・内容確認」ボタンを押す。
帳簿の種類の「営業等」を「2会計ソフト等で作成した帳簿」を選択する。
画面の下にスクロールすると、事業所得の内訳を入力する欄がある。種目は「業務委託料」名称は「サロン名」場所又は法人番号は「サロンの住所」を入力する。入力したら「入力終了(次へ)」を押す。
サロンの業務委託以外に時給制のアルバイトや、本職で給料をもらっている場合、給与所得の「入力する」ボタンを押し、源泉徴収票の情報を入力する。
サロンの業務委託・給与以外で土地の譲渡や退職所得などあれば、以下に入力。
入力が無ければ「入力終了(次へ)」で進む。
所得控除の入力画面に切り替わる。ここは医療保険料控除・社会保険料控除(国民健康保険・国民年金)・ふるさと納税等があれば、ここで入力する。
(ここは人によって入力内容が違うので、詳細は割愛します。)
入力が終わったら「入力終了(次へ)」で進む。
その他投資や住宅手当などあれば、以下に入力する。
入力が終わったら「入力終了(次へ)」で進む。
計算結果確認画面が表示され、納付金額が表示される。画面を下にスクロールし「次へ」で進む。
住民税等入力画面に切り替わる。表示内容を確認し該当が無ければ「入力終了(次へ)」へ進む。
納付方法と住所等の情報入力画面が表示されるので、必要事項を入力・修正する。入力が終わったら「次へ進む」を押す。
マイナンバーを入力し「次へ進む」を押す。
帳票確認画面に切り替わる。「帳票表示・印刷」のボタンで帳票をダウンロードし内容を確認し「次へ進む」を押す。
次の画面に切り替わったら、マイナンバー認証を「2次元バーコード」に選択して「次へ進む」を押す。
マイナポータルアプリを開き、表示されたQRコードを読み込む。署名用電子証明書のパスワードを求められるので、設定したパスワード(6桁以上)を入力する。
次に、右側の欄にQRコードが表示されるので、再度マイナポータルアプリでQRコードを読み込み、マイナンバーカードのパスワード(4桁)を入力する。
画面が切り替わるので「送信する」ボタンで進む。(しばらく時間がかかります)
送信が完了。「送信票等印刷へ進む」ボタンを押す。
帳票印刷画面に切り替わるので「帳票表示・印刷」でダウンロード(後で印刷してください)、「次へ進む」ボタンを押す。
追加で帳票提出するものや納付方法が表示される。この画面は人によって表示内容が異なるので、画面の指示に従って帳票準備や納付をおこなってください。
終わったら「終了する」ボタンで完了。
お疲れまさでした!!
1年間お疲れ様でした!みなさんの所得税はどうでしたか??思ったより多かったですか?少なかったですか??
私は、業務委託になってから収入が不安定になりましたけど、青色申告特別控除の恩恵をしっかり受け取り、会社員時代よりも少なくなりました笑
確定申告は行程が多いので非常に面倒な手続きですが、手順通り行えば良いので、思ったよりも難しくなかったのではと思います。
これが毎年あると思うとちょっと億劫ですが、また来年もがんばりましょう!!!!!!